ウェイティングは、cafe風に。
受付は、１４年前に作ったものを少しアレンジして、
２台あったセット面を、とっぱらいました。
２Fは、通称「夢シャン」と言われる、
フルフラットタイプの、安眠快適シャンプー台。
シャンプーされるお客様はもちろん。
する側の体にも優しい設計になっている。
そして、１Fの奥の方には、
VIPルーム的な、
いつでも、「芸能人」と、「ズラの人」が来てもいい様に、
個室を完備しました。
この部屋の、「ヘッドスパ」と「シェービング」は、
記憶喪失の如く、時が流れる。
以上、２０年の集大成が詰まった、
NEW「STUDIO 4H」が出来上がりました。
まぁ、１番大切なのは、
そこで働く、スタッフの「技術」と「気遣い」なのは言うまでもない。
コツコツ進化して、
色んな方々に喜んで頂きたいと思う、４９歳の秋でした。
祝い
小山は22歳。
ともなれば、同級生がちらほら結婚しはじめる。
先日、専門学校の同級生の結婚式へ行ってきました。
オブジェがあったらとりあえずパシャリ。
出会って３年、付き合って１年、お相手は年上の高校教師。
なんて理想的な。
学生時代から、私は背伸びはしない。
普通の幸せを確実に掴みとる。
と言っていました。
まさに、有言実行。
いや、いやいや、全然普通じゃなくて、
めちゃくちゃ幸せそうでした！
そしてなにより、今までで一番綺麗でした！！！
ほんとーにおめでとう〜
結婚式は絶対にしない派ですけど、
あんなに自分だけに注目してくれて、絶対にお祝いしてもらえるならアリかもと思いました。
あ、その前に相手を見つけなくては、、、
はは。
そーめん。
ちがう
あーめん。
改装工事 最終ミッション
無事、工事も終わり、
楽しく働けた土曜日、日曜日、月曜日でした。
様々な問題点が、浮上してきましたが、
そんな全てが、完璧にいく筈が無い。
僕にとっては、いくら出来が悪くても、良くても、
カワイくて、大切なお店である事は変わりない。
さっ！
そろそろ、最終ミッションの
「銀行」に行って、
借りたお金を、右から左へ移動させましょうか。
これで、全て完了！
あとは、一生懸命働くだけ............。
リニューアル！ 沢山のお花ありがとうございます！
無事改装工事も終わり、新生４Hでの営業も
おかげ様で良いスタートが切る事ができました！
そして沢山のお祝いの言葉、お花ありがとうございます。
ぜひ新しくなったSTUDIO4Hに遊びに来て下さい！
改装工事 １０日目
最後の職人さんは、この「STUDIO 4H」の文字を打ち込む方達でした。
BARを思わせる雰囲気は、
酒の飲めない高儀にピッタリです。
これで、おうよその工事も終わり、
ここから、気が遠くなるほどの「大掃除」です。
「無事に明日を迎える事が出来ます様に.........」
まずは、職人さん達に、心から感謝申し上げます。
改装工事 ８日目
お店の入り口へ向かう、
「アプローチ」が新しくなった。
さすがに１４年の月日は、
木材に、乾きを与え、いつ折れてもおかしくない状態だった。
今度は、１０枚の長い板が縦に敷かれた。
その重さ、一枚なんと「３０kg」、
全部で、「３００kg」。
例えるものが浮かばない...............。
残すは、細々な装備品。
改装工事 ７日目
いよいよ、フィニッシュが近づいてる。
「養生」が少なくなってきてる。
最初の頃と、違う職人さん達が来始めた。
そんな、ドタバタしてる中、
強引に２Fだけで営業を始めた。
と言うのも、本来なら今週は「北海道セミナーツアー」に行く予定だった。
それが、諸々の諸事情により中止となり、
手持ち無沙汰の僕は「ハサミ」を握った。
音のシステムが壊れており、
BGMが一切無い中での仕事。
何とも気まずい空気が流れてる様な気がする。
お客様も、
「何か静ね」。
僕が、
「歌いましょうか？」
と言うと、
「ハサミの音で充分です」と。
店には、「活気と落ち着き」が大切だと知った１日でした。
２
激しい金属音が鳴り響く中、
「うるさくても平気だよ」
というお客様だけ来て頂いた。
「こんな現場に立ち会えて嬉しい」
と言ってくれる方が殆どでした。
明日も、そんな感じで働いてみようと思う。
瀬々の夏休み
８月２０日〜８月２４日の五日間、夏休みを頂き
今年の夏は、母の実家の宮崎県に帰ってきました！
宮崎県椎葉村という村に家があるんですが
この村がとにかく凄いんです！
日本三大秘境の一つで、世界農業遺産認定！
雲の上の椎葉村とも言われています。
こちらが家を出た時の光景
山！とにかく山！
雲の上の村と言われているくらいなので、ほぼ山の頂上に匹敵する
高さにあります。
なので夜になれば、星がすごく近くにあるように見えて
めちゃくちゃ綺麗なんです！
まだまだ全く有名ではないので、旅行客旅行好きな方にはぜひ行ってみてもらいたいです。
そうだ、伊豆へ行こう。
平成最後の夏、いかがお過ごしでしょうか。
私、小山はコンクリートジャングルの東京を抜け出して、
静岡県は伊豆へと行ってきました！
東京駅から踊り子号で２時間半、熱海を通り過ぎた辺りから景色は海と森。
東京脱出成功です。
旅館までは貸し切りハイヤーで。
旅館へ着いたら冷えたシャンパンと冷たいタオルが出てくる。
もう最高です。
あとは夕食までひたすら温泉！！！
前日までの台風でキャンセルが相次ぎ、大浴場が貸し切り状態でした！！
そしてそして〜
夕食は〜
じゃじゃーん
海の幸てんこ盛り！！！
稲取金目の煮付けはヤバかったです ！！！
煮汁冷凍保存して持って帰れますか？
と聞いたら、
衛生上、責任がとれませんので、、、汗汗
と丁重にお断りされました笑
なにからなにまで、至れり尽くせりの最高の伊豆旅行でした！！
改装工事 ６日目
土日を営業してみると、
色々な、ものが見えてくる。
いや、様々に見えてきた。
不具合、便利。
足し算、引き算。
これも、２９歳の時、
勘違いをして、
独立してしまい、
職人さん達の言いなりに、
図面通りに、
第１回「STUDIO 4H」
は出来上がり、
自分の思いなど、少しも伝えられずに、
出来てしまったのを思い出す。
正直、「思いを伝える」というより、
興奮し過ぎて、
「あっ」
と言う間におわってしまった。
残念でしょうがない。
２回目の、「STUDIO 4H」は、
デザイナーの強さに圧倒されながらも、
ちょいちょいと、意見したのを覚えてる。
３回目の、４９歳、「佐々木実」少し違う。
店舗カスタムによって生まれた知識と、度胸と、ズルさ。
言葉に出来なかった、
「ここを、もう少し、こうなると............嬉しいんですけど.........」。
やっと、おじさんになって言える様になりました。
遠くで、「無理に決まってるよ！」。
職人さん達は、吠えてるが、
人生最後の勝負になるかもしれないのに、
いつまでも、「お人好し」になってる場合ではない！
「何とか宜しくお願い致します！」。
逃げる様に「STUDIO 4H」を後にした。
改装工事 ５日目
着々と、STUDIO 4Hに、新しい光と壁が出来てきた。
強引に、土日は２Fだけ、営業にこぎ着けた。
久しぶりに、「仕事」の喜びを味わえた。
笑い、喜び、イライラ、
いつもの自分に戻れた気がした。
そして、お酒が美味しかった。
眠りが深かった。
お客様、スタッフ様、家族様、
「ありがとうございます」。
改装工事 ４日目
北の大地が揺れる。
僕の暇さは屁にもならない。
工事は、順調に進んでいる。
マンションからの騒音クレームも。
「申し訳ございません」。
明日は、新しいシャンプー台の練習会。
やっと、キリリとしそう。
来週の北海道セミナーは、どうなるのか不安で一杯です。
改装工事 ３日目
台風一過の下北沢の「STUDIO 4H」は、今日もひときわ暑かった。
職人達は、何事も無く、働いている。
男とは、こうでありたいものだ。
風が吹いても、怒鳴られても、どこ吹く風。
そうだ、職人とはそう言うものだ。
様々な条件など、
おくびに出さず、
只ひたすらに、黙々と、無駄なく、手を動かし、
迷う事無く、作業をすすめる。
親方の小言は、風に流し、
リズムよく、手を進める。
ここには、様々な物事が凝縮されてる気がした。
口うるさい親方。
自分の技術を信じる職人。
ぶつかり合う。
話し合う。
もめる。
お互い、へそを曲げる。
しかし、何とか、
打開策を見つける話し合い。
双方、口を開かず、納得するフリをする。
すると、職人の意見を通し、
おれる親方。
結果、何となくだが、うまくいった。
たぶん、どちらの作戦も同じ結果だったのだろう。
及第点を越えてたら、
弟子の手柄の方が、
現場は明るくなる。
親方は、ムキになっちゃいけない。
その方が、
世界は綺麗な順回転が生まれる気がする。
偉い人は、偉ぶっちゃいけない。
「若い子に手柄を」
ここの現場の親方は素敵な男です。
改装工事 ２日目
風が強い！
横殴りの雨の中、
機材が次から次へと、運び込まれる。
今日も朝から怒号が飛び交う。
パワハラという言葉は、
この空間には全く存在しない。
僕からは、台風より恐く感じた。
しかし、５分後には笑い合えてる彼等に、
何か、大きな事を教えられてる気がする。
やはりそこには愛情があるのだ。
決して私欲が無いのだ。
ぶっきらぼうな言葉のやり取りの中に、
それぞれの職人達の拘りがあるが故の、怒号なのだ。
２日目でやっと分かった気がしてきた。
やっと話しかけてくれる様になってきた。
何だか嬉しくなった２日目の夕方でした。
改装工事 １日目
９月３日。
改装工事初日、
STUDIO 4Hは、朝から職人達の怒号が飛び交っていた。
改装工事は、まずは解体から始まる。
見るからに、荒くれ者だった風の男達が、
僕の宝物達を壊し始める。
容赦なく叩き壊す。
思い出に浸る暇など無い、
邪魔にならぬ様、
怒られぬ様、
粉々になって行く、壁、鏡、シャンプー台達を見送る。
９時間後、
STUDIO 4Hは、生まれ変わろうと、し始めた。
職人さん達が、
何事も無かった様に帰って行った........。
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