名門「富士桜カントリークラブ」

うっすらと雪化粧した霊峰「富士」の麓、
「富士桜カントリークラブ」は凛と構えてありました。
赤と黄色に燃える山々、緑の絨毯のフェアウェイ、
立ちはだかる巨木、ガラスのグリーン、優しいキャディさん、
平日とは思えないプライス。
どれもこれもが、「名門」と言う言葉を感じさせられました。
しかし、40男4人はグリーン上、ただただ首を傾げてました。
どう見ても、上りの真っすぐのラインをキャディさんに問うてみると、
「下りのスライスですから、カップ4つ見て下さい。優しめにね。」
まだ会って10分足らずの人の事は、まだ全てを信じる事が出来ず、
おらラインは、カップ2つのスライス、やや優しめでロックオン!
結果は!........................カップ1つ左を急加速で過ぎると、
無情にもボールは5メートル先のエッジでやっと止まり、
ギャラリーを沸かせる事となりました。
写真は名物ホールの1つでもある16番ショート121ヤード。
ピンはセンターやや手前、グリーンは池に向かってかなり受けてます。
プロ達が、1オン池ポチャしたのを何度も見た事のあるホール。
僕の狙いはいつも通り、どこでもいっしょの「ピンデット!」
感触は、ほぼ完璧に近い「ドヤ顔フィニッシュ」
ピン横左3メートルに「ドスンッ」!
バーディパット、自分としては「下りのスライス、カップ4つ触るだけ」
キャディさんに問うてみると、
「カップ2つの、優し目でいいんじゃないかな〜」
だいぶ、読みは近づいて来た。そこでキャディさんの意見を加味しての
おらラインは!「カップ3つの、かなり優しめでロックオン!」
結果は! カップ手前1メートルから右に切れ、垂れる垂れる。
もちろん、返しも外し「ボギー」。
ギャラリー大喜び!
最終18番も「お先」を外し「ダブルボギー」。
キャディさんの目を見る事が出来ずに平謝り。
「いいんですよ〜、最初は皆さん戸惑いますから、肩を落とさずに」
「人を信じる」大切さを学んだ「富士桜カントリークラブ」でした。
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