下北沢 美容室/美容院 STUDIO 4H

トラボー

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よく晴れた朝、

カフェで95点台の美人に遭遇し、

気分よくSTUDIO 4Hに向かう途中。

井の頭線のガード下をくぐると

左ななめ正面から、イマドキの小さい犬を連れた

30代前半のヘビ風女性と、スピードを合わせ自転車をゆっくり漕ぐ

シマウマ風ご主人と見られる夫婦が歩いてきました。

地上すれすれを歩く愛犬を右手で雑に引き連れ

左手で自慢の長い髪をかきあげた直後でした。

女性が左すね(弁慶の泣き所)をシマウマ君チャリのペダルに強打!

  前方不注意   と僕は見た。

うずくまる女性  痛みに耐えてるのか、怒りに耐えてるのか...............、

マグマ爆発! 「イッッターイ」周囲を気にしない声の大きさ。

 ヘビの形相でシマウマ君を睨み上げる。

「お前が、近すぎるんだよ!」  

シマウマ君の意外な強気の発言に周囲はビックリ。

「お前が近いって、その前に一言あるでしょ!」

   「その通り」   と心でツッコむ。

「あんた、ごめんなさいも言えない人なの?」

「俺に悪気があったんだったら謝るけど、お前が勝手にブツカっておいて...........」

「あーそうですか、じゃ私が勝手にブツカってごめんなさい」って言えばいいの?

  ちょっと、不条理。 シマウマ君、呆気にとられる。

「私がこんなに痛がっているのに、何で大丈夫?って一言いえないの?」

  僕もそう思ったぞ、奥さん。

「お前、さっきはごめんなさいで今度は大丈夫って、どっちがいいんだよ」

   ダメなシマウマ君。

  「話になんないっ!」

   「その通り」  またツッコむ。 

ヘビの形相は見る見るうちに真っ赤真っ赤になり、ヤマカガシ。

首がとれそうになる子犬をおかまいなく引き連れ、

スタスタプンプン早歩きで立ち去るヤマカガシ。

面倒くさそうにゆっくり自転車を漕ぎ出すシマウマ君。

この勝負、明らかにシマウマ君の方が分が悪い。

やはり、まずは「大丈夫?」が大切。

そして「俺がちょっとそっちに寄り過ぎたね」「ごめんね」

僕だったらそう言ってたな。そして「ちょっと見せてごらん」

「あ〜ちょっと血が出ちゃったね」

「でも大丈夫、ジャーン!男の身だしなみ バンドエイド 」

そう言って手際よく貼ってあげ、自転車には乗らず一緒に歩く。

そして妻の目を見て「ニッコリ」 「大丈夫?」

見つめ合う二人.............そして人目もはばからず.............

だいたいいつもそんな感じである。

それくらい出来ないと、ヘビーなトラボーには勝てませんよ。

シマウマ君、「小ちゃいぞ」。

 犬より、「小ちゃかったぞ」。



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